大人数(20人以上)の日程調整でつまずかない進め方

全員の予定を合わせようとすると必ず止まります。人数が多いときの現実的な決め方をまとめました。

5人の日程調整と20人の日程調整は、同じやり方では進みません。人数が増えると、単に手間が増えるのではなく、起きる問題の種類そのものが変わるからです。

ここでは、20人以上の日程を決めるときにつまずきやすいポイントと、その回避方法を整理します。

人数が多いと何が起きるか

  • 全員が空いている日が存在しない:20人いれば、どの日にも都合の悪い人が必ず数人います
  • 回答が集まりきらない:20人に送って全員が答えることはまずありません。8割返ってくれば良いほうです
  • 誰が未回答か分からなくなる:リマインドしたくても、名簿と突き合わせる作業が発生します
  • 最後の数人を待って全体が止まる:一番よくある行き詰まりです

これらは幹事の努力不足ではなく、人数から自動的に発生する問題です。前提を変えないと解決しません。

1 「全員参加」を目標から外す

まずここです。20人以上の会で全員参加を目指すと、ほぼ確実に決まりません。

代わりに、開催の基準を先に決めてしまいます。

  • ◯が最も多い日程に決める(同数なら早いほう)
  • キーパーソンが参加できることを条件にする(主賓、上司、遠方から来る人など)
  • 最低人数を決めておく(例:15人以上集まれば開催)

この基準を最初の案内に書いておくのがポイントです。「◯が一番多い日に決めます」と先に宣言しておけば、あとから「その日は行けない」と言われても、調整が振り出しに戻りません。

案内の書き方の例)
「◯が一番多かった日に決定します。全員が揃わない可能性が高いですが、ご了承ください」

2 候補は減らし、回答期間は短くする

直感に反しますが、人数が多いときほど候補は減らします。

20人 × 候補6個 = 120回の判断が発生します。この量になると、途中で面倒になって離脱する人が出ます。候補は3〜4個に抑えてください。

回答期間も同じで、長くすると「まだ先だから」と後回しにされ、締め切り間際に慌ててリマインドすることになります。1週間程度が現実的です。

3 未回答の人を特定してリマインドする

20人に送ったら、必ず数人は忘れます。ここで「みなさん回答をお願いします」と全体に投げても、返ってきません。自分ごとにならないからです。

効くのは個別のリマインドです。

ミナ日程では回答した人の名前が並ぶので、参加予定者の名簿と見比べれば、誰がまだ答えていないかがすぐ分かります。その人にだけ、ひとこと送ってください。

「〇〇さん、歓迎会の日程まだ回答いただけてないので、お手すきのときにお願いします(URL)」

全体への一斉リマインドは1回まで。あとは個別に、が原則です。

4 △の扱いを先に決めておく

人数が多いと△(未定)も増えます。△が10人いる日程と、◯が12人の日程、どちらを選ぶべきか——この判断で止まることがよくあります。

おすすめは「◯の数だけで決める」と最初に決めてしまうことです。△は当日になってみないと分からないので、期待値として数えると読みを外します。

日程を決めたあとで、その日に△だった人に「行けそうですか?」と個別に確認する。この順番なら止まりません。

5 決まったら即座に、確定を全体に流す

意外と抜けるのがここです。日程が決まっても連絡がないと、参加者は「まだ決まってないのかな」と思ったまま予定を入れてしまいます。

締め切り当日か翌日には、確定連絡を出してください。内容は次の4つで足ります。

  • 確定した日時
  • 場所(未定なら「決まり次第連絡します」)
  • 参加者の人数
  • キャンセルの連絡期限

まとめ

  • 全員参加を目指さない。決め方を先に宣言する
  • 候補は3〜4個、回答期間は1週間
  • リマインドは未回答者に個別で
  • ◯の数だけで決める。△は決定後に個別確認
  • 決まったらすぐ確定連絡

ミナ日程は、日程ごとに ◯ / △ / × それぞれの参加者名をまとめて表示します。人数が多くても横スクロールせずに読めるので、「誰が来られるのか」「誰がまだ答えていないか」がひと目で分かります。

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